インフルエンザワクチン不足についての対応
2020-11-10
新型コロナウイルス流行に伴い、各市町村でインフルエンザワクチン接種に対して助成金を出した結果、希望者が例年以上に増加しております。そのため、例年実施している13歳未満に対する2回接種が困難になりました。
一方で、CDC(米国疾病管理センター)、WHO(世界保健機関)では、小児に対しても1回接種を提唱しており、世界的に見ても、2回接種を実施しているのは日本くらいの様です。10月28日の朝日新聞にも詳しい記載があり、来院された方には、コピーをお渡ししております。
南半球オーストラリア、ニュージーランドの今年6、7,8月のインフルエンザの流行が、そのまま、この冬の日本の流行に反映されることが知られていますが、今年の南半球の冬は、インフルエンザの流行がほとんど認められなかったことが、明らかになっております。
したがって、今年からの対応として、小児も1回接種。あとは、新型コロナ対策としての、手洗い、マスク、三密回避の継続が、そのまま、冬のインフルエンザ対策にもつながることになります。ご理解、ご協力、お願いいたします。