禁煙外来
成人の喫煙率は、徐々に減少しております。しかし、直近のデータでも男性で30%弱、女性で10%弱の喫煙者がいることは、分かっています。
たばこが、こどもの気管支喘息、中耳炎、突然死症候群へもたらす悪影響が知られています。ただ、当然のことながら、喫煙者ご本人に対する健康被害を考慮しなければなりません。
小児科専門医として、稀かもしれませんが、当院では、2016年には、禁煙外来を開始しました。年間数例ずつですが、通院されている保護者の中で、お子さんの誕生をきっかけに、禁煙に踏み切る方もいらっしゃいます。
現在、電子タバコが普及し、アイコスなどに切り替えることで、何となく、健康志向に舵を切ったと勘違いされている方も多く見られます。電子タバコは、煙が出ないので、タールは減らせますが、実は、ニコチンを吸い込んでいることに、変わりがありません。
大切な子どもたちと喫煙している保護者の未来のためにも、禁煙を試みてみませんか?
子どもも保護者も、病気への心配から開放されます。無駄な出費も減ります。家族もご夫婦も円満です。
トライされる方は、全面的に、協力させていただきます。